ピエゾサージェリーの開発者のベレソロッティー先生です。ピエゾーサージェリーは、今世界中で注目されているインプラント等の歯科手術に使用する3次元超音波振動によって硬い組織(歯や骨)を削る機械で、今まで不可能とされていた手術も可能にした画期的なものです。
よく使用されるドリルの場合、骨や歯の周囲にあるやわらかい組織(歯ぐきや粘膜など)を巻き込んだりして傷つける可能性がありましたし、インプラント埋入、その他の口腔外科的手術時には、《卵の薄皮》ほどの薄さしかない粘膜に触れなければならない場合もあります。
【軟組織を傷つけない安全機構】をもつピエゾーサージェリーの導入以降、私自身もより安心して、このような手術に臨むことが可能になりました。
以上のような技術的な面も大切ですが、何より患者さんに不快感を与えるドリルによる振動がなくなったこと、傷を少なく抑えられ、安全で侵襲が少ない、そして回復が早いというのが最大のメリットだと、私は感じています。
レオナルド・ダヴィンチ像
中学生のころからの憧れです
お久しぶりです。
実は昨年11月にイタリアへ研修に行ってきました。初めてのヨーロッパ!
行先はジェノバ。あまりメジャーではないと思いますが、みなさん、パスタのジェノベーゼってご存知かと思います。あの緑色のソースです。好みは分かれるかもしれませんが私は大好きです。
今回は、ピエゾサージェリーという超音波で外科処置ができる機器の世界大会でした。高知では多分当院一軒かも・・・
歴史を感じる街ですね・・・。イタリアは
半日、自由時間ができたので北海道と東京の先生とともにミラノに向かいました。ミラノの大聖堂の屋上に上り、そしてカフェでランチ・・・美味しいですね!!ちょうど、日曜日だったので礼拝の日でした。敬虔な信者の祈りをみて、とても荘厳な感情になりました。
このピエゾサージェリーはヨーロッパの整形外科やインプラント手術においてメジャーになっています。すごい症例を目にしこのテクニックを是非日本・高知の皆様にお届けできるよう頑張ります!!
日本からの参加者は12名でした。